電話:075-595-3902
〒607-8153
京都市山科区東野百拍子町27-1
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診療時間
午前 9時~12時(受付8時30分~)
午後 4時30分~7時30分(受付4時~)
休診日
木曜午後、土曜午後、日曜・祝祭日
生活習慣病の中で現在当院で最も重視しているのがこの糖尿病です。患者さんも多く良好な血糖を維持して合併症を防げば、普通の人と変わらない健康な生活を送ることができる反面慢性合併症が重大だからです。
この2013年6月1日から運用開始されたHbA1Cの新目標値は,以下のようになりました。
(1)血糖値正常化を目指す際の目標 HbA1c 6.0未満
(2)合併症予防の為の目標 HbA1c 7.0未満
(3)治療強化が困難な際の目標 HbA1c 8.0未満
(HbA1cはいずれもNGSP(国際標準)値です)
(1)は適切な食事療法や運動療法だけで達成可能な場合,または薬物療法中でも低血糖などの副作用なく達成可能な場合の目標値。当院では軽症の方、年令の若いかた、脳血管病や狭心症、慢性腎臓病の方に目標値としてお勧めします。
(2)については対応する血糖値として,空腹時血糖値130mg/dL,食後2時間血糖値180mg/dLがおおよその目安も最も一般的な目標値です。
(3)は低血糖などにより治療の強化が難しい場合の目標値です。言い換えると、いくらゆるめてもHbA1Cは誰も8.0は越えてはいけない危険な線です。
糖尿病治療は食事療法・運動療法・薬物療法が三本の柱です。
食事療法の原則は糖尿病の人は全員守る必要があります。1日の適正なエネルギー=カロリーは、患者さんの標準体重に身体活動量をかけて決めます。肥満の人や高齢者などは少なめに、成長期にある若年者などは多めにします。
治療
言葉で言うのは簡単ですが実行するのは容易ではありません。そのために食行動調査表に記入して戴いたり、食事を記録して持参して貰ったり様々な工夫をしています。どうしても実行出来ないときは専門病院の栄養指導室を紹介させて戴いたり教育入院もお勧めすることがあります。
薬物療法では当院では血糖を上げない治療に主眼を置いています。
血糖を下げるSU薬の処方は出来るだけ少なくしています。この薬は血糖を下げる作用は一番強いですが膵臓が疲れて細胞数が減り効果が長年続かないからです。
糖尿病の治療は残念ながらお薬だけでは絶対出来ません。お薬が多くなると体重増加や血糖変動、低血糖が出るようになり、また膵臓が疲れて細胞数が減ってしまうからです。半分は患者さん自身の食事、運動への参加の効果が必須です。